名古屋の心療内科,精神科,メンタルクリニックのひだまりこころクリニック名駅エスカ院が不安障害・不安症について解説を行っております

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診療案内

不安障害・不安症不安障害・不安症

『不安の継続』と『生活への支障』なら不安障害・不安症かも

不安障害・不安症で注目される『不安』とは何でしょうか?

『場にそぐわない不安の程度』がある

不安とは誰しもが感じうる感情です。しかし『不安障害における不安』とは不安を強く感じるような場面ではないにも関わらず、場にそぐわないほど強い程度の不安症状が出現してしまうなど、私たちの生活に支障をきたしてしまうきっかけとなってしまいます。

『不安の症状が継続』してしまう

また、不安の症状が継続してしまうと、心への負担だけではなく、胃腸調子の悪さや震え・発汗などの身体へも影響をもたらしてしまうことがあります。

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『普段の不安』と、『不安症での不安』の違いとは

不安は誰しもが感じうる感情です。

では、”普段・感じる不安”と”不安障害における不安”との違いは何でしょうか?

誰しもが感じる『不安』とは、将来に向けた危険や危機に対する、緊張や警戒、回避行動につながる感情を指しています。

このような将来に向けた危機や危険に対する感情は、時間とともに薄れたり、対処や回避によって常に持続することは通常はありません。

しかし、”不安障害における『不安』”ではそのような不安感情が6か月以上継続的に持続”したり、”場面に不釣り合いな不安感情の程度”などの側面があり、そのような継続的な不安症状が結果として次第に行動面や人格精神面を大きく変化させてしまうのです。

不安障害や不安症は、パニック障害などの疾患を含んだ概念です

不安障害や不安症は、DSM-5では不安症群としてとらえられており、

などを含んでいるのです

不安障害・不安症の起きやすさとは「遺伝」と「環境」も

不安障害・不安症の起きやすさには、

  • 遺伝的背景
  • 経験的因子

が深く関係をしているとされています。

「遺伝的背景」とは家族歴なども関与しています。

一方で「経験的因子」とはストレスや失敗などが大きく関連をしており、生活上の出来事や経験から生じたこれらの体験が不安障害・不安症に強く関係していくのです。

つまりは、血縁のご家族の方に不安症の方がいる方や、成人後もストレスや失敗などの大きなきっかけは不安症へのリスクとなり得ます。

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「不安症」は小児期から素因を持っている人も実は多い

不安や心配をしやすい傾向の子供も、これまでの学校生活や集団行動の経過を経て、葛藤を経験することで、準備や自己防衛方法を学んで、小児・青年期にはうまく対処をする術を自然と身に着けていることもあります。

その為、不安の傾向が強い人やその訴因を持っていても、本人ですらなかなか気づかれにくいこともあるのです。

成人においては、『恥』に繋がる状況が、もっと”不安を増強する”

成人になるにつれて、『恥』・『失敗』といった状況は『不安を増強させるきっかけ』となります。

不安症や不安障害の引き金となりやすい、ストレスの中でも、恥や失敗という側面とも関連が深い場合には、不安症や不安障害を発症させてしまうこともあります。

不安障害にかかりやすい方の特徴として、神経質であったり、完璧主義、過敏症などの傾向もある

もちろん、ある出来事に対して、”ストレス”と感じられるかどうかは、その人の性質や資質だけではなく、成育歴や学校などの集団行動での関わりなどの、経験も大きく関連を受けてきます。

よくよく聞いてみると、自分は不安を感じている場面や緊張を強く感じる場面でも、友人のそれの感覚とは違うという気づきとなることもあります。

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不安症や不安障害の男女比について

不安症や不安障害の男女比は、男性よりも女性の方が多く、女性が2に対して、男性は1の比率であるとされています。

不安症・不安障害の頻度は実は多い

しかし、男性に稀という訳ではありません。

アメリカで4人に1人が少なくとも1つの不安症の診断基準に合致し、女性の生涯有病率が約30%、男性の生涯有病率は約15%という報告もあり、不安症や不安障害が決して珍しい病気ではないということが分かります。

不安症・不安障害の症状について

精神面の症状

  • 不安や緊張感が持続している
  • 身体の症状を含め、何か起きてしまうかもしれないと不安
  • 恥をかくかもしれないと、人前での発表で不安
  • 不安の症状が強くでたら、自分がどうにかなってしまう・死んでしまうかもしれないと不安
  • 閉鎖的な場所や広場で、身体に異変が起きても誰も助けてくれないかもしれないという不安
  • 何か不吉なことや、悪い病気にかかってしまっているかもしれない、悪いことが起きるかもしれないと不安

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身体面の症状

  • めまい・耳鳴り
  • 動悸・胸部不快感
  • 発汗・赤面
  • 震え・しびれ
  • 冷え・ほてり
  • 胃部の不快感
  • 下痢・嘔吐
  • 頻尿・排尿促拍
  • 頭痛
  • ふらつき・失神

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不安症や不安障害の症状が、生活へ影響を与える結果とは・・・・

上記のような症状が
長引くと…

  • 1また起きるのではないかという心配で「不安」がもっと強くなってしまう

    不安や緊張してしまう場面が、再び起きてしまう事が不安で、そのような状況を避けて生活をしようとしてしまう
  • 2どうして、上手に振舞えないんだろうと自分を責めてしまう

    緊張や不安が出てしまう事を自ら強く否定をしてしまったり強く後悔してしまうために、結果として落ち込みや自分の自信の低下につながってしまう。うつ病や不眠症の併発を伴ってしまう事も
  • 3人と合ったり、外出することが辛くなったりしんどくなる

    不安や緊張が強く出たりする状況を避けて自宅に引きこもってしまう傾向が出ることも。また不安や緊張には身体症状を伴うことが多く、倦怠感や体調不良と相まって更に生活が辛くなってしまう事も

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不安障害・不安症の原因について

不安障害・不安症では、自律神経系の働きのバランスが崩れて、特に交感神経系の緊張が強く働いてしまい強い身体症状を引き起こしていると考えられています。

また脳内の、ホルモンの調整も崩れ、持続的な不安の継続に繋がるなどの報告もなされており、ストレスで合成・放出されるコルチゾールやセロトニンなどのホルモンだけではなくアミノ酸などとの関連も指摘されています。

不安障害・不安症の治療とは

不安障害・不安症の治療には、薬物療法や精神療法などがあります

精神療法について

精神療法は特に認知面に注目をすることも

不安症状が強く出現してしまっている状況はお一人お一人異なります。病状や状況を確認しながら、「不安」という感情や(時として関連した身体症状)についてのとらえ方やを伺いながら、慎重に「それでも不安という感情は一定の時間が経過すると少しづつではあるものの、落ち着きの傾向を見せる」といった体験の確認を進めていくことも認知面への働きかけになります。

不安症状が強い段階で取り組むよりも、少しづつ通院や治療が慣れてきたタイミングで自然に取り組むことも多く、”考え方を変える”という意気込みではなく、気付きを増やしていくために、敢えて区切った捉え方をしない場合も多いです。

精神療法は認知面だけに注目するのではない

何よりも、比較的に身体症状が弱い不安状況に限定をして、”不安症状と身体症状が必ずしも永続するものではない事”から”乗り越えられるようになる感情であること”、といったように少しづつ成功体験を重ねられていけるように、日々の通院・治療が大切です。

一番大切なことはあくまでも型にはめ込みすぎずに、ご体調に応じて精神療法のひとつである支持療法やそのほかの精神療法を併用しながら治療を行っております

薬物療法について

抗うつ薬は不安症や不安障害の薬物療法で効果があるとされており、中心的な治療薬でもあります。

特にセロトニン作動性抗うつ薬であるSSRIなども適応があります。

しかし、これらの抗うつ薬は治療の効果が表れるのに2週間程度の期間を要するため、即効性のある抗不安薬を併用しながら薬物療法を組み立てていきます。なお、即効性のある抗不安薬であるベンゾジアゼピン系のお薬は耐性や依存の面からできうる限り減量できるときには減薬することが望ましいお薬です。

薬物療法と精神療法だけではなく、日常生活のリズムを整えることも大切

不安症や不安障害の症状が少しづつ落ち着きはじめたところで、睡眠や食事のリズムを整えることも大切です。

1日3食バランスの取れた食事は、睡眠や覚醒のリズムを整えることに繋がりますし、体調が許せば、軽い運動やウォーキングも有効です。日中に体を動かすことは、代謝を上げ体の調子を整えることにもつながります。

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周囲の対応はどうしたらよいのか

不安症や不安障害に身近な人がかかってしまったらどうしたらよいのでしょうか?

不安症や不安障害は、身体症状や持続的な不安感情が影響している疾患です。

決して、単なる不安症状の過大評価ではなく、身体症状や不安感情の持続といった、心身や社会生活へ支障が出てしまっているという点は重要です。

また、ご自身のこのような症状のために、思うように振舞えず、さらに自信を落としたりなど、別の不安症を併発してしまったり、うつ病や不眠症を合併してしまうこともあります。

「恥ずかしい」「馬鹿にされたらどうしよう」といった感情のために、なかなか周囲に相談できずにいる方も多く、余計に不安や緊張を高めてサイクル化してしまっていることもあります。そのため、本人の不安感情の否定や気にしすぎといった説得は逆効果となってしまうこともあり、心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関に相談されるよう助言することは、大切なアドバイスの一つとなり得ます。

FAQよくあるご質問

不安症や不安障害の頻度は?

不安症や不安障害の頻度は、男性よりも女性の方が2倍多いと言われています。

しかし、不安症や不安障害のきっかけとなりうる、ストレスを感じる程度は人によって様々です。

また、不安症や不安障害そのものが、珍しい病気ではなく、米国における生涯有病率は男性であっても約15%であると言われているため注意が必要です。

不安症・不安障害はどのような人がなりやすいでしょうか?

不安症・不安障害は、完璧主義・神経質・過敏症といった特徴がある方がなりやすいと言われています。

しかし、家族歴やその他に、周囲の環境などの影響も関わってきますので、性格や傾向だけで直ちに不安症・不安障害になるということではありません。

PTSDとは、どういったものなのですか?

PTSD(Post Traumatic Stress Disorder)とは心の病気ですので神経症の1つです。事故や犯罪、災害、戦争などの、”生命に危機が及ぶほどの体験をしたり・見たり”した心的外傷体験の後、通常4週間以上この体験による精神的障害が持続する症状をいいます。

例えば、

  1. 侵入的反復想起:外傷体験が反復かつ侵入的に想起される
  2. 感情麻痺:感情が麻痺して周囲に対する反応がなくなる
  3. 覚醒亢進状態:悪夢による不眠や周囲に対する過剰反応

などが主な症状として現れます。PTSDの症状に関しても治療の手立てはありますので、抱え込まずに相談に来てください。

神経症の人というのは、神経質な人とは何か違うのですか?

神経症の不安・恐怖というのは、誰もが日常生活の中で経験する日常の不安・恐怖の延長線上にあると考えられます。

そういった意味では神経症の症状というのは神経質な人が持つものと近い部分はあります。

ただし、いわゆる神経質(心配性)と神経症は、診断基準によっては、不安・恐怖の症状が1ヵ月以上持続し、社会面・生活面で支障を来たしているかどうかで区別されます。

神経症では具体的にどのような症状が現れますか?

まず、神経的な抑うつ状態である「不安障害」や「パニック障害」があります。

この状態では、性格や生活経験により、漠然とした不安を感じると、次々と最悪のシナリオが思い浮かびます。

次にある特定のものや出来事に対して恐怖心を抱き、生活に支障を来たす「外出(広場)恐怖」「対人恐怖」「疾病恐怖」といった状態も挙げられます。

他には、肉親の死や災害といった環境から生じる精神的ショックが強すぎて起こる「急性ストレス障害」「適応障害」「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」といった「環境反応」によるものがあり、大きな事件や事故があった際には注意が必要となります。

また、困難な状況を回避したいという心理作用より、記憶や意識を失う解離状態や身体に麻痺などが出る転換状態といった解離性(転換性)障害(ヒステリー)と言います。この場合のヒステリーは一般に使われている言葉とはニュアンスが異なります。

そして、ある危険(細菌や汚れなど)を恐れ、それを回避するための考えや行為に集中するあまり疲弊する「強迫観念」「強迫行為」といった強迫性障害もあります。

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