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クリニックブログ

2021.04.15

パニック障害について

みなさんは「パニック障害」という病名をお聞きになったことがあるでしょうか?

「パニック障害」という病名が確立したのは近年になってからです。1970年頃までは、心の中にある不安が蓄積・爆発して症状が生じるとの考えから、「神経不安症」、「心臓神経症」などと呼ばれていました。ところが、その後の研究で薬物治療が有効なことが明らかになり、1980年にアメリカ精神医学会で、不安神経症とは本質の異なる独立した病気として認められたのです。

最近では、2018年11月に男性アイドルグループKing&Princeの岩橋玄樹さんが、「パニック障害の治療に専念する為」との理由で活動休止を発表し、注目を集めました。

他にも、お笑い芸人の中川家・中川剛さんや、プロ野球解説者でタレントの長嶋和重さん、ミュージシャンのYuiさんなどが、テレビ番組や自身の著書、プログなどでパニック障害にり患したことがあると、カミングアウトしています。

こうした著名人の方々のおかげもあって、パニック障害は決して特別な病気でないことが世間にも広まりつつあるのではないでしょうか。

今回はそんな、パニック障害の症状や原因、治療法について解説していきます。

パニック障害概要

パニック障害とは、身体の病気がないのに、突然、動悸・呼吸困難・めまいなどの発作を繰り返し、日常生活に支障をきたす病です。こうした発作はパニック発作と呼ばれ、パニック発作への不安から行動が制限されることも特徴です。長引くと、うつ病を併発するケースも多いと言われており、早期発見、早期治療が大切です。

パニック障害の症状

パニック障害の症状は、中核症状である「パニック発作」とそれに伴う「予期不安」「回避行動」で構成されます。

パニック発作…普段と変わらない状況、場所にも関わらず、突然、いくつかの身体・精神症状と激しい不安感、恐怖感を伴う発作が生じ一定時間持続する。発作の継続時間は、多くが数分、長くても1時間以内と言われる。発作の際生じる身体症状は、動悸、頻脈、発汗、ふるえ、息苦しさ、吐き気、めまい、しびれ感、現実味がなくなる感じ、死ぬのではないかという恐怖感など。いくつか注釈はあるものの、基本的にこうした発作が1か月の間に少なくとも4回起こると中等度のパニック障害と診断される。

予期不安…パニック発作が繰り返されることにより、実際には起きていないのに「また発作が起きるのではないか」と過度な不安を抱き、日常生活に支障をきたす。

回避行動…以前パニック発作が起きた場所や、パニック発作が起きたときすぐには離脱できない状況(満員電車や渋滞のある道)を避けるようになる。

心療内科がパニック障害について解説をしております

パニック障害と間違いやすい状態

ここで注意したいのが、上に挙げたような発作自体は、パニック障害でなくてもおこる場合があるということです。どのような場合に同様の発作が起こるのか知っておくことで、パニック障害の早期発見に役立つので、いくつかみていきましょう。

・心的外傷後ストレス障害(PTSD)…戦争や被災、性的被害といった命が脅かされるような経験をすると、恐ろしい出来事を思い出すことによってパニック症状が誘発される場合。

・限定的恐怖症…高所、ヘビ、注射など、特定のきっかけで予測しうるパニック症状が起こる場合。

・分離不安障害…世話をしてくれる特定の人物から離れることがきっかけで、予測しうるパニック症状が起こる場合。

・身体疾患による症状…甲状腺機能亢進症などの身体疾患が発作の背景にある場合。

・物質誘発性不安症…違法薬物(コカインなど)や、カフェインの過剰摂取によってパニック症状があらわれている場合。

つまり、「具体的な原因がある(=パニックの発生を予測できる)発作については、パニック障害の症状とは別物」と理解しておくとよいかと思います。

パニック障害の特徴に戻っていきましょう。

【パニック障害】よく発症する年代

パニック障害をよく発症する年代は、男女ともに20代~30代で、男性の方がやや若い傾向にあるといわれています。

パニック障害の男女比

パニック障害の罹患率は女性の方が高く、、男性の2~3倍だといわれています。

パニック障害の原因

パニック障害の原因やメカニズムは完全には明らかにされていません。しかし、脳内の不安をキャッチする機能での異常によって生じていると考える説が有力です。

わたしたちの脳は、危険を予測し避けることで、自らの身をさまざまな害から守るようプログラムされています。身近な例では、腐敗臭のする食べ物や、見た目がグロテスクな昆虫やキノコを本能的に避けようとするのも、身を守るために脳が危険を察知する働きを行っているからです。さらに、災害時など、命の危険に関わる緊急事態では、交感神経の働きを活発にすることで、感覚を研ぎ澄ませ、生き延びるのに必要な心と体の状態を作り出す場合もあります。

パニック障害は、実際には危険のない状況にも関わらず、こうした一連の脳の反応が誤って起きている状態ではないかと考えられているのです。

また、パニック発作の患者さんのなかには、発症の数か月前にストレスのかかる経験をした人が多いとの報告もあり、過労やストレス、心身の不調がパニック発作の引き金となりやすいともいわれています。

パニック障害の治療

パニック障害の治療には、薬物療法と心理療法が並行して行われます。

① 薬物療法…「パニック発作」を抑え、「予期不安」を軽くするお薬が処方されます。服薬治療というと、「精神科のお薬は、一度飲むと一生飲まなくてはいけないのではないか…」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それは誤りです。パニック障害の場合でも、症状の消失⇒再発の防止⇒良い状態の維持⇒治療終了と、段階的に薬の種類や量を調整していき、最終的には、服薬なしで日常生活を支障なく遅れる状態にまで持っていくことができます。医師と信頼関係を築き、服薬に関する不安や、違和感はその都度相談しながら、身体にあったお薬を無理なく続けていくことが大切です。

② 精神療法…パニック障害の症状改善が少しづつ見えてきたときには精神療法も継続していくことも有効です。パニック障害では、繰り返されるパニック発作によって、一般的な状況(満員電車の窮屈感や、階段の上り下りで感じた動悸など)であっても、「命の危険に関わるかもしれない」と誤った認知をしてしまうことで、実際に身体の反応を引き起こし、さらに不安が高まるといった悪循環に陥ることがあります。そうしたケースでは、誤った考えを訂正し、不安をコントロールする認知行動療法が役立ちます。また、病気について正しく理解するための助言や、ありのまま不安を受容する姿勢を培う森田療法など、さまざまな技法での支援がなされています。

今回は、昨今注目されているパニック障害についてご紹介しました。

少しでもお役にたてれば幸いです。

参考資料:日本精神神経学会(日本語版用語監修)(2014)『DSM-5精神疾患の診断・統計マニュアル』 医学書院
融道男ら(訳)(2005)『ICD-10精神及び行動の生涯―臨床記述と診断ガイドライン』医学書院
野村総一郎,樋口輝彦(監修)(2003)『こころの医学事典』講談社
中村義明・繁桝算男・箱田裕司編(2005)『新・心理学の基礎知識』有斐閣ブックス

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