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名古屋駅の心療内科・精神科・メンタルクリニックのひだまりこころクリニック名駅エスカ院がクレッチマーの性格類型論に基づく肥満とうつ病との関係について解説

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クリニックブログ

2021.04.15

太っているとうつ病になりやすいって本当?クレッチマーの性格の類型論

血液型占いのように、いわゆる読み物としての心理テストや性格検査が好きな人は少なくなくありません。こういったものをエセ科学だという人もいるでしょう。しかし意外かもしれませんが、特に心理学の領域では性格検査についての研究が昔から行われています。そのなかのひとつに、体型と精神疾患、ひいては性格との関連を指摘するクレッチマーの性格類型論があります。この記事では、クレッチマーの性格類型についてお話しします。

人の性格をいくつかのタイプに分けるって、科学的なの?

心理テストや性格検査のように人の性格をタイプに分ける考え方を類型論といいます。実はこの類型論は歴史が古く、紀元前のギリシア時代のヒポクラテスぐらいまでさかのぼるほどです。

人間の性格をいくつかのタイプに分けることができると言ったら、「人間の性格なんて色々だし、そんなことできるわけない」と思われる人もいるかもしれません。とはいえ、人間は様々といってしまったら、法則性も何も見つかりません。現在では心理学、特にパーソナリティ心理学の領域では、人の性格をいくつかのタイプに分ける類型論よりも、人の性格をいくつかの性格傾向の組み合わせで見る特性論という考え方のほうが主流ではあります。でも、研究を行っていると、意外と類型論も理にかなっているのではないかという結果が出ることもあります。

クレッチマーの性格類型論に関してご紹介

クレッチマーの性格類型説とは

類型論のなかでも有名なもののひとつに、クレッチマーの性格類型説があります。クレッチマーとはドイツの精神科医です。彼は何千人という精神疾患の患者を診る中で、体型と精神疾患、ひいては性格との間には関連があるのではないかと考えました。そうして、クレッチマーの性格類型論を提唱したのです。

クレッチマーの性格類型論によると、性格は以下の3つに分けられます。

・肥満型(躁うつ気質):太っている体格。性格的には、ほがらか、社交的で温かい、ただし温和なときと激しく怒ったりするときがあるなど。
・細長型(分裂気質):やせている体格。性格的には、非社交的で他者との交流を好まない、繊細、物静か、内気など
・闘志型(粘着気質):がっしりした体格。性格的には、粘り強い、融通が利かない、几帳面、頑固など

クレッチマーによると、肥満型はうつ病に多く、細長型は統合失調症に多く、闘志型はてんかん患者に多いそうです(現在ではてんかんは精神疾患ではありませんが、クレッチマーの時代ではてんかんも精神疾患のひとつに考えられていました)。そして、これらの性格が極端になったのが精神疾患の患者で、これは普通の一般の人にも当てはまると考えていました。

太っているとうつ病になりやすいの?

クレッチマーの性格類型論に従うと、太っているとうつ病になりやすいということになってしまいます。これは本当でしょうか?

太っているとうつ病になりやすいというのは、実はある意味では正しいです。

Jung氏は2017年に体重とうつ病との関連についての研究を発表しました。その研究では、過去の183件もの研究を使って、うつ病と体格や体重変化の関連を調べました。その結果、体重が低いとうつ病にかかるリスクが高いことが分かりました。また、過去の76件の研究を使って、男女ごとにBMI25~29.9の肥満とうつ病との関連を調べたところ、男性では関連はなかったけれども、女性では肥満がうつ病のリスクとなっていることが分かりました。うつ病というと食欲がなくなってやつれていくのをイメージしやすいと思います。

もちろん、体重がやせていくというのはうつ病のリスクですが、女性においては太っているのもうつ病のリスクとなりやすいことがこの研究からは言えます。精神的に疲れているときにチョコレートを食べたくなることがある人は少なくないと思いますが、実はうつ病の検査の得点が高いほどチョコレート消費量高いことが別の研究で分かっています。一般に女性は男性と比べて甘いものが好きですし、こういったことが影響して女性の場合は太っていることがうつ病に繋がっている可能性はあるのかもしれません。

クレッチマーの性格類型論は現在はあまり指示されていない

クレッチマーの性格類型論は一番多い中肉中背の人を無視していたり、うつ病に肥満型の人が多いのは働き盛りでストレスの多い中年層がうつ病になりやすいからなど、いろいろ批判がされており、今ではあまり信じられてはいません。しかし、こういった研究結果を見ると、あながち間違っていないのかもしれません。

まとめ

クレッチマーの性格類型論では体型と精神疾患、ひいては性格が関連しているとしています。クレッチマーの説は現在では多くの批判がされており、支持されていません。とはいえ、最近の研究を見ると、やせているだけではなく、女性においてだけですが肥満もうつ病のリスクとなっているようです。疲れているときやイライラしているときにはチョコレートなど甘いものが食べたくなると思いますが、食べ過ぎなどの限度の見直しや、普段の生活からもバランスの取れた食事に気を付けることはとても大切です。

文献

Jung, S. J., Woo, H., Cho, S., Park, K., Jeong, S., Lee, Y. J., Kang, D., & Shin, A. (2017). Association between body size, weight change and depression: systematic review and meta-analysis. The British Journal of Psychiatry, 211, 14-21.
Rose, N., Koperski, S., & Golomb, B. A. (2010). Chocolate and Depressive Symptoms in a Cross-sectional Analysis. JAMA Internal Medicine, 170, 699-703.

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