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ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)って何?HSPだと、何か問題なの?

2021.05.092022.06.08

HSP

ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)という言葉を聞いたことがありますか?一言でいえば、とても繊細な人のことです。この言葉自体は2000年より少し前からありましたが、芸能人の方がSNSで「自分もHSPだ」と発言したことなどにより、最近注目されているようです。

この記事では、HSPとは何かについてお話しします。

ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)って何だろう?

ハイリー・センシティブ・パーソン(Highly Sensitive Person; HSP)とは、とても繊細な気質のことです。気質なので、生まれ持っての特徴となります。なお、HSPの割合は5人に1人と言われており、珍しい気質というではありません。

HSPの特徴とは

HSPの特徴として、以下の4つがあります。

  • ・深く考える:(例)行動を始める前にあれこれ考えてしまう
  • ・刺激に過敏で疲れてしまう:(例)友達と過ごした後で、気疲れでどっと疲れる
  • ・人の気持ちに共感しやすい:(例)他の人が怒られているのを見ているだけでも自分が怒られているように辛く感じる
  • ・物理的な刺激にも過敏:(例)周囲の何気ない生活音が気になる

HSPの研究によると、HSPの人は脳のなかの扁桃体という部分が生まれつき強く働いていると言われています。扁桃体とは感情を司る部位で、特に自分にとって危ない状況どうかといった不安・恐怖などを司っている領域です。そのため、その場の雰囲気の変化などを敏感に感じ取れるのではないかと考えられます。ただ、「扁桃体が働きすぎ」と聞くと、「HSPって障害や病気のひとつなの?」と心配になる人もいると思います。

また、「音に過敏というとHSPは発達障害なの?」と気になる人もいるかもしれません。でも、医学的にはHSPはあくまでも個性のひとつと言われています。HSPのように敏感に察してくれる人もいる一方で、人の気持ちに鈍い人もいるように、個々の特徴を示しているのです。HSPだから病気とか障害とかいう話ではありません。

HSPについて心療内科が解説

HSPだとうつ病になる?

HSPだとうつ病になりやすいかと尋ねられると、その可能性はあると思います。大多数の人にとっては平気な刺激であっても、HSPの人にとってはノイズだらけな環境で過ごしているのと同じなので、疲れてしまうことは往々にあるでしょう。また、他人に共感しやすいということは美点でもありますが、本人からすると感情を揺り動かされることが多いことになり、感情的に疲れてしまうことに繋がります。「他の人は平気なのに何で自分はすぐ疲れきるんだ…」と自分を責めてしまうこともあるでしょう。こういった面から、HSPの人はうつ病になりやすいと考えられます。

HSPでも生きやすくする工夫

HSPは病気や障害ではないとはいえ、そのまま生活していてはうつ病になる可能性もあります。そのため、ちょっとした工夫を行い、生きやすくすることが大切です。

工夫①HSPを理解する

HSPは5人に1人だから珍しくはないとはいえ、実際に生活していたら「どうして自分だけ周りの人と同じように頑張れないのだろう」と感じるかもしれません。しかし、それはそういった特徴の人だからです。頑丈な人もいれば、そうではない人もいる。「自分だけ」がおかしいのではなく、そういった特徴の一人だと理解しましょう。

また、HSPの人には自分の性格や特徴をあまり良くないものと見ている人もいます。しかし、人の気持ちを察して寄り添うことができる、芸術作品を深く味わうことができる、熟慮して行動できるなど様々な美点がHSPにはあります。そういったことを忘れないようにすることは自信を高め、生きやすさにつながるでしょう。

工夫②自分と相手との境界線を目に見える形で置く

相手の気持ちが自分の気持ちのように感じられるのがつらい場合、境界線を置くという意味で相手と自分の間に物を置きましょう。相手との間にある物が「心理的な境界線」となります。気休め程度ですが、「相手の感情は相手のもの、自分のものではない」と考えることにつながります。

工夫③情報を制限する

人の心の痛みを自分のことのように感じてしまうHSPの人にとって、災害や事件のニュースは心を痛ませるものです。ニュースを見ることでつらさを感じてしまう場合は、ニュース番組を見る時間やスマホでニュースを見る回数を、自分で制限するなどの工夫が必要になるでしょう。

工夫④ノイズキャンセリングイヤホンを使う

音がどうしても気になってしまう場合は、「ノイズキャンセリングイヤホン」をおすすめします。ノイズキャンセリング機能で周囲の音をカットすることができるので、ザワザワした音に悩まされません。また、単に周囲の音が静かになるだけではなく、近くの相手との会話は聞き取れるので、会話に集中しやすくなるそうです。ネットでも色々情報を調べることはできますが、どこまで音が静かになる感じがするかや装着感は個人の感覚にゆだねられるところもあります。実際にお店で試してみることをおすすめします。

まとめ

とても繊細な気質のHSP。この記事では、HSPによる生きづらさを和らげる工夫をいくつかご紹介しました。しかし、工夫で和らげられるものには限度があります。非常にしんどさを感じるようならば心療内科クリニックなどに相談して、専門家のアドバイスを受けましょう。

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