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寒暖差疲労について
2025.02.142025.02.14
寒暖差疲労
寒暖差疲労とは
暦上の春を迎えても、急に寒さが強くなったり、朝晩の温度差が大きいなど、季節の変わり目には特に寒暖差に起因する、体の不調が出てしまうことも少なくありません。
気温の急激な変動や季節の変わり目に起きる、体の不調や疲労感である「寒暖差疲労」について解説を行います
寒暖差疲労の症状について
寒暖差疲労、寒暖差アレルギーなど、急激な変動によって生じる体の不調は少なくありません
特に寒暖差疲労では
- 倦怠感/疲れやすさ/疲れが取れにくい
- 頭痛/頭重感/めまい
- 食欲の低下
- 胃もたれ/胃腸の不調/消化不良
- 肩や体の凝り/むくみ
- 気分の変動/落ち込み/イライラ
- 不眠/寝つきの悪さ
などの症状が上げられます
そしてこれらの症状を複数以上呈する方もいらっしゃるので注意が必要です
寒暖差疲労の原因とは
特に寒暖差疲労の原因としては、急激な気温の変化といった外環境の変動に起因する、自律神経の乱れが原因となります。
自律神経とは、私たちの臓器や皮膚などあらゆるところに存在していて、体温や心拍と血圧、代謝など私たちの体の働きの調節をつかさどっています。
自律神経が乱れてしまうことによって、疲れやすさや、ほてり、凝りや不眠、心の不調といったあらゆる症状について生じてしまうのが寒暖差疲労の特徴でもあります。
その他、ストレスと疲労、不規則な食生活が、自律神経のバランスを崩してしまうきっかけにもなりますので注意が必要です
寒暖差疲労の対応について
寒暖差疲労への対応については、バランスの取れた食事や規則正しい食生活やストレスへの対応などが上げられます。以下に寒暖差疲労の対応について紹介をいたします。
バランスの取れた食事
バランスの取れた食事をとることで、自律神経の調節や働きを整えることが可能です
また時には消化の良いものなど、体調に応じた食事を選択することも大切です
適度な運動/入浴/体温調節など
適度な運動や入浴などは体の代謝を整え、寒暖差疲労を緩和することがあります、またリラックス効果にも繋がります
また、身体にもたらす寒暖差を大きくしすぎないためにも、衣服の調節や室内温度の管理なども大切です。
ストレス管理と規則正しい生活
ストレスや過度の疲労は、寒暖差疲労を悪化させる原因にもなります。睡眠や食事のタイミングなど、規則正しい生活や、大きなストレスを抱えてしまった時の発散法として、アロマやストレッチなどのリラクゼーション法などを取り入れることも効果があります。
さいごに
寒暖差疲労について紹介をさせていただきました。急激な気温の変動に伴う、自律神経の不調を指していますが、きっかけはストレスや疲労など、実はうつ病発症との関連もゼロではありません。
気温の変動だけではなく、1日中抑うつ状態が継続したり、疲労感が残ってしまう時期が継続してしまう時は、心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関までご相談されることをお勧めいたします。
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