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名古屋駅の心療内科ひだまりこころクリニック名駅エスカ院がコロナうつについて解説を行っております。

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クリニックブログ

2021.03.12

コロナうつ

こんにちは。ひだまりこころクリニック名駅エスカ院です。自粛ムードの昨今、いかがお過ごしでしょうか?
いまだ収束のきざしが見えない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。最近は、身体の健康被害のみならず、心理・社会的な影響も多く報じられるようになりました。ひだまりこころクリニック名駅エスカ院では、コロナが引き起こす心の不調について、専門的な観点からわかりやすく解説して行きたいと思います。

今回のテーマは「コロナうつ」。一般的なうつとコロナうつの違いや、気になる症状についても触れていきたいと思います。

うつ病の分類からみた「コロナうつ」

うつ病の分類の仕方には、原因に着目する方法と、症状に着目する方法があります。今回は、コロナうつの特徴をよりわかりやすくとらえるため、原因に着目した分類をご紹介したいと思います。

外因性のうつ病…体の病気(アルツハイマー型認知症、甲状腺機能低下症など)や薬の副作用が直接的な原因となり起こるもの。
内因性のうつ病…脳の問題が原因で起こるもの。具体的な原因ははっきりしない典型的なうつ病で、服薬の効果が出やすいと言われている。
心因性のうつ病…精神的な負担(対人関係のトラブルや引っ越しなどの環境変化など)によって起こるもの。性格傾向や環境要因が関係している。具体的な原因がはっきりしている場合は「反応性抑うつ」と呼ばれることもある。

「コロナうつ」は、新型コロナウイルスへの感染不安や外出自粛など、「コロナに起因するストレスを原因として現れるうつ症状の総称」を指した言葉であるため、上記のくくりで見ると、「反応性の抑うつ」と捉えることができます。

反応性の抑うつとは、外的なストレス因がきっかけで起こるうつ症状のこと。つまり、うつ症状を引き起こすなにかしらの具体的なきっかけ(ストレス因)があって生じるうつ症状と言えます。「コロナうつ」では、「ストレス因=新型コロナウイルスの感染拡大に伴う環境の変化」と考えられます。

反応性の抑うつの症状は、はっきりした原因のないうつ病と比べて比較的軽く、広範囲(同様の状況下の多くの人)に見られると言われています。また、ストレス因となる状況が改善されると、症状も好転しやすいという特徴もあります。

心療内科メンタルクリニックのひだまりこころクリニック名駅エスカ院がコロナうつについて解説しております

コロナうつの症状は?

現在のような非常事態では、健康な人であっても一時的に心が不安定になることがあります。気分や睡眠、食欲などをいつものように上手くコントロールできないと不安になるかもしれませんが、焦らず、心と体が現状に適応するまで待つことが大切です。

いっぽう、次のような症状が長く続くときは注意が必要です。

・気分が晴れない
・興味や喜びを感じられない
・気力がわかない
・夜眠れない
・集中力が続かない
・自尊心が持てない
・自責感や罪悪感が強まる
・死について繰り返し考えてしまう

具体的には、こうした症状のいくつかがほぼ毎日、2,3週間以上続く場合は重症とされます。目安としては、「気分の落ち込みによって日常生活に支障をきたしているかどうか」を基準に考えるとピンときやすいかもしれません。

ただし、うつ病になりやすい人は、本来真面目でがんばりすぎてしまう面があるといわれているので注意が必要です。自分からはなかなか助けを求められず、症状が深刻化してから周囲が気づくことも少なくありません。ましてやこのご時世では、心の不調で病院に行くのは気が引ける気持ちもあるかもしれません。ですが、心の病もコロナ同様、重症化すれば命をおびやかす場合があるのです。

このような時期だからこそ、今は慎重すぎるくらい自分自身の心の身体に気を配り、ヘルプサインをきちんとキャッチすることが大切です。そして「なんだかおかしいな」と感じたら、ためらわず、専門家に相談してください。ひだまりこころクリニック名駅エスカ院でもご相談を受け付けています。

ひだまりこころクリニック名駅エスカ院は名古屋駅の心療内科です

コロナうつにおちいらないために~家庭でできる予防法~

最後に、家庭でできるコロナうつの予防法をお伝えしたいと思います。

1. 以前の生活を維持する(生活リズム)

何より、非常事態以前の生活をできる範囲で保っていくことが大切です。寝る時間、起きる時間のリズムはなるべく変えず、これまでと同じ時間に食事をとれるといいでしょう。毎日とはいかないまでも仕事や学校があった時間には、課題を決めてこなし、「何もしないでおわった」と感じる日がないようにすることが大切です。日記やブログを付けることもおすすめです。

2.軽い運動を習慣化する

また、軽い運動はうつだけでなく、さまざまな心の不調の予防に効果的だと言われています。散歩や室内でのストレッチなど、出来る範囲で体を動かしてみましょう。最近はオンラインフィットネスのコンテンツも充実しており、無料のエクササイズ動画なども数多く公開されています。この機会に運動を習慣化できると、アフターコロナの生活もより豊かになりそうですね。

3.正しい情報を必要な分だけ取り入れる

コロナに関しては日々さまざまな情報が流れてきます。もちろん有益な情報も数多くありますが、不確かな情報や不穏なワードをただただ受動的に取り入れていると、不安な気持ちが大きくなり、気分の落ち込みにもつながってしまいます。コロナ関連の情報は、正確なものを必要な分だけ取り入れることが大切です。具体的には、「情報の発信源を調べ、信頼できる情報かを評価する」「コロナ関連のニュースを見ない日をつくる」といったように、自分の意志で必要な情報を取捨選択していけるとよいでしょう。

今回は「コロナうつ」についてお伝えしました。

少しでもお役に立てれば幸いです

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野村紀夫 監修
医療法人 山陽会 ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など