プチ鬱・プチうつ、とは何でしょうか？

プチ鬱・プチうつについて

プチ鬱・プチうつというのは、抑うつ気分や落ち込みの感情が、一時的に出現したりするなどの状況を指しています。

具体的には、朝だけ、あるいは夕方だけ、あるいは一人でいるときに落ち込みが出るなどの特徴を指しています。

ですので一時的に、抑うつが出現して、しばらくして改善するという特徴がプチ鬱にはあります。

とても嫌なことがあったり、大きな悩みの時には、深い抑うつ状態になってしまうこともあり、プチ鬱・プチうつの様な状態に陥ってしまうことは実は、日常生活の中でも良く起き得ることかもしれません。

プチ鬱・プチうつと、うつ病との違いについて

一日中うつ状態が継続することや、身体的変化である睡眠や食欲などへの影響などがうつ病の診断基準では含まれています。

プチ鬱・プチうつでは、このようなうつ病のエピソードは満たさないものの、落ち込みや抑うつが一時的に出現していることが特徴ではありますが、時にその抑うつ症状が継続してしまい、うつ病に変化してしまうなどの経過を呈してしまうこともあるので注意が必要です。

プチ鬱・プチうつの状態かもと心配な時には

プチ鬱・プチうつの状態かもと心配な時には、どのような面を気を付けて生活してみると良いでしょうか？

バランスの取れた食事を心がけてみることも良いです

バランスの取れた食事は代謝面の調整だけではなく、脳の働きや感情面のコントロールも担うことがあります。

また、朝ご飯を食べることや、３食の食事をとるなどの食事のリズムやバランスの取れた食事は大切です。

軽い運動や体を動かしてみることも良いです

ウォーキングなど外を歩いてみたり、体を動かしてみることも大切です。睡眠や覚醒のリズム、食欲のコントロールにもつながります。また外の空気を吸ってみたり、太陽や外の気温に触れてみることはリラックスにもなります。

しかし、何も楽しめない、外の出ることがつらい、などの症状がある場合には、無理は禁物です。抑うつ状態やうつ状態の可能性も考慮されますので、心療内科や精神科・メンタルクリニックなどの医療機関へのご相談もお勧めいたします。