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気分の改善へ向けて不安感情に対するセルフケアを名古屋駅の心療内科,精神科,メンタルクリニックのひだまりこころクリニック名駅エスカ院が解説

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クリニックブログ

2021.05.12

【気分の改善へ向けて】あちこちで上げられる不安の声!セルフケアを怠らずに!

1年前と同様に新型コロナウィルスが甚大な影響を及ぼし、それに伴う失業、経済危機を迎えています。また感染症だけではなく、8月の酷暑による熱中症の恐怖が終わったかと思うと、9月は過去に例を見ないほどの台風がやってきたりもするものです。

他にも数えきれないほどのストレスにさらされながら、私たちは日々を生きています。ツイッターでは流行った特定の事柄がトレンドとして表示されますが、不特定の様々な事柄に対する「不安の声」がトレンドとして最近表示されました。いかに私たちが常に不安を抱えているかがよく分かる出来事だと思います。

この記事では、不安への簡単なセルフケアとしてアロマトリートメントと音楽療法のお話をします。

実は補間・代替医療として認められているアロマトリートメント

メディカルアロマセラピーとは

「アロマ」と名が付くものは私たちの生活に身近に存在します。例えば、アロマハンドクリームやアロマディフューザー、アロマキャンドル、アロマオイルと数えきれないほどです。2014年に公益社団法人日本アロマ環境協会が発表したことによると、アロマテラピー検定などの資格を持っていない20~40代の一般女性300名のうち40%以上が普段からアロマを使っていることが分かりました。集中力を高めたり、プチ不調対策、気分転換といった目的以外にも、パートナーとのリラックスできる空間づくりから友達との話題作りなど、幅広くアロマを使っているようです。少し昔のデータですが、いかにアロマが私たちの生活に浸透しているかが分かります。

そんなアロマですが、実はその効果が科学的にも認められていることをご存じでしたでしょうか。例えば、落ち着く香りのラベンダーのにおいを嗅がせると、本当に血圧が下がったり、指の血流量が増えるといった反応が見られるというのは、多くの研究で証明されているところです。ヨーロッパのフランスやベルギーでは「メディカルアロマセラピー」といって、補完・代替医療としてアロマの使用が認められているのも納得できる話です。

アロマの効果は、香りの性質によってそれぞれ違うとも

ただ、アロマには作業効率を落とすほどのリラックス効果があることに注意しなければなりません。2003年と昔の研究ですが、アロマが実験課題の成績にどのような影響を及ぼすか調べた実験があります。その実験では、ローズマリー(すっきりした香りの代表)あるいはラベンダー(落ち着く香りの代表)、または何の香りもしない部屋のなかで記憶力や注意力を調べる実験課題を実験参加者にしてもらいました。

その結果、ラベンダーの部屋では実験課題の成績が悪かったことが分かりました。逆に、記憶力を調べる実験課題の成績はローズマリーの部屋で最も高かったです。このように、香りの性質によって作業に妨害的な影響を及ぼす恐れもあるため、場面によって使うアロマの香りをきちんと選んだほうがよいでしょう。

ひだまりこころクリニック名駅エスカ院が不安に関するセルフケアについて解説を行っております

精神科や心療内科でも行われているほど、音楽療法は気分改善効果がある

音楽療法という言葉を聞いたことがない人のほうが珍しいほど、音楽が私たちの気分を変えることはよく知られているところだと思います。何気なく音楽を普段から聞いている人も多いと思いますが、リラックスして音楽が聴けているのならば、それは「受動的音楽療法」というひとつの音楽療法として成立しています。音楽の好みは音楽療法の効果を促進するため、音楽好きな方にはぜひセルフケアに音楽療法を取り入れてほしいところです。

受動的音楽療法で大切なことは、自分の気持ちに合った音楽を聞くことです。例えば、失恋したときには、明るい音楽ではなくしっとりした失恋音楽を聞きますよね。これは同質の原理と呼ばれる法則に則ったものです。音楽に自分の気持ちを共感してもらっているので、癒されるのです。不安な気持ちを代弁してくれるような音楽を聞いてその気持ちにどっぷりと浸ったら、少しずつ気分を持ち直すために少しずつ明るい音楽を聞いていくと元気になれます。

なお、音楽療法というと何となくクラッシック音楽をイメージされる方もいるかもしれませんが、ジャンルは何でも構いません。好きな音楽のジャンルのほうが音楽の癒し効果が高まると言われていますので、好きなジャンルを聞いてください。

まとめ

普段何となく行っているアロマも音楽も、実は科学的に効果があることが証明されているものです。この記事ではアロマセラピーや音楽療法の基本的な知識をお伝えしました。とはいえ、好きな香りや音楽が自分を癒す力を一番持っています。あまり知識には厳格に拘らず、リラックスできる香りや音楽を楽しむことが、不安を軽減するのに繋がります。

アロマセラピーや音楽療法はどちらも実際に医療現場で患者さんの気分を改善するために用いられているものです。とはいえ、あまりに不安が強くて毎日眠れない、食欲が落ちた、暗いことばかりが頭に浮かんでしまうという状態では、セルフケアでは対処できません。心療内科クリニックなど専門機関に訪れることをおすすめします。

出典
Moss et al. (2003). Aromas of rosemary and lavender essential oils differentially affect cognition and mood in healthy adults. International Journal of Neuroscience, 113, 15-38.
公益社団法人日本アロマ環境協会 (2014).  あなたのアロマテラピー、実は間違っている!?約9割の女性がアロマテラピーを正しく理解していないことが判明! Derived from https://www.aromakankyo.or.jp/pdf/news/48/80_2233_1_0_140703072131.pdf

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