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月経前不快気分障害と月経前症候群の違いとは
2022.03.152022.06.08
月経前症候群・PMS/月経前不快気分障害・PMDD
月経前症候群・PMSは、最近はTVなどで耳にすることも増えているかもしれません。
ここでは月経前症候群・PMSと月経前不快気分障害・PMDDの違いについて解説を行っております。
月経前症候群・PMSと月経前不快気分障害・PMDDの違いとは
月経前症候群は、生理周期に伴う心の変化や身体面の変化を指しますが、心と体の症状どちらかの症状でも診断とすることが可能です。
月経前症候群の症状は月経5日前に1つでも感情または身体的な症状があることで診断となります。
月経前症候群の感情症状
①抑うつ
②イライラ・怒りっぽさ
③不安
④混乱
⑤社会的引きこもり
月経前症候群の身体症状
①乳房の張り
②腹部の張りや鼓腸
③頭痛
④四肢の腫脹
上記の症状のうち、感情症状・身体症状のどちらか1つが当てはまることが診断に重要です
月経前不快気分障害の診断では、月経前症候群と異なり心の症状が必要である
月経前不快気分障害では心の不調を前提としている点には注意が必要です。その上で、不安や気分の不安定さ、イライラ、落ち込みといった感情症状の他に、興味が低下、気力の低下、食事の変化・過食、過眠・不眠、制御不能な感じ、乳房の圧痛腫脹・筋肉痛などの身体・機能面の症状も必要です。
心の症状の項目が1つ以上あてはまるだけではなく、身体と機能面の症状の項目も1つ以上当てはまり、合計5つ該当することが、月経前不快気分障害の診断においては必要なのです。
月経前不快気分障害と月経前症候群では共通している症状は非常に多い
月経前不快気分障害と月経前症候群では、上記の通り共通している症状は多いです。しかし、該当項目が月経前症候群では1つであることに対して、月経前不快気分障害では5つ以上該当する必要があるだけではなく、心と体の症状の両方を満たしていないといけません。
そういう点では、月経前症候群よりも月経前不快気分障害の方が診断が厳しいため、より症状が重症という意味にもなるかもしれません。
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