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月経前症候群・月経前不快気分障害・PMS/PMDDについて名古屋駅の心療内科・精神科・メンタルクリニックが解説を行っております。

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クリニックブログ

2021.04.12

【PMS・PMDD】月経前のイライラ、もしかしたら治療が必要なものかもしれません

月経前1週間ぐらいになると、何だかイライラしたり、涙もろくなったりして、いつもの自分ではいられないというのは、多くの女性が経験したことがあるのではないでしょうか

しかし、「生理の周期の変動はみんな経験するものだから…」と考えて放置するのは考え物です。それというのも、あまりにも程度がひどい場合はクリニックできちんとした治療を受ける必要のある病気の可能性があるためです。

この記事では、月経前不快気分障害についてお話しします。

【PMSとの違い】月経前不快気分障害・PMDDとは

程度に違いはありますが、女性の8割ぐらいは月経の5日ぐらい前からイライラしたり、非常に眠くなるなど、心身に不調を感じると言われています。こういった月経前の心身の不調は月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)と呼ばれるものです。しかし、3~8%ぐらいの人は月経前になると職場の人とトラブルを起こすほど苛立ったり、顔つきが変わってしまうなど、まるで別人のようになってしまいます。そういった人の場合はPMSではなく、その重度の月経前不快気分障害・PMDDを疑ったほうがよいかもしれません。

月経前不快気分障害について詳しく解説をしております

月経前不快気分障害・PMDDの症状

月経前不快気分障害(premenstrual dysphoric disorder:PMDD)とは、米国精神医学会が2013年に発表したDSM-5という精神疾患の診断マニュアルに載っている精神疾患のひとつです。新しい病気のためまだあまり知られていませんが、PMDDはうつ病と同じように病気のひとつです。
PMDDには以下のような症状が月経前1週間ぐらいから出て、月経が始まると落ち着いていくという特徴があります。

・著しく感情が不安定になる、あるいは非常にイライラす、とても自己批判的な考え方をす
る(時に死んでしまいたいと思うほど非常に落ち込むこともあるほどです)
・普段から行っている仕事・学業や趣味、友人関係などに興味が持てない
・集中できない
・疲れやすい
・過食、特定の食べ物を欲する
・とても眠い(人によっては逆に眠れない)
・月経前の自分の変化をコントロールできない感じがする
・胸が張る、関節が痛い、体重が増えるなどの身体症状

月経前不快気分障害・PMDDの原因

PMDDは月経が始まる前1週間ぐらいから症状が始まるので女性ホルモンの変動が関与していると思われがちですが、話はそのような単純なものではありません。それというのも、多くの研究でPMDDの患者と健常者で黄体期の女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の濃度に違いが見られないためです。

最近の研究ではステロイドホルモンのひとつであるアロプレグナノロンがPMDDと関連しているのではないかと言われています。アロプレグナノロンは脳内で作られ,GABA受容体を強化する働きがあるのですが、不安を和らげる働きがあります。黄体期アロプレグナノロンがPMDDの患者さんは健常者と比べて低いと多くの研究で報告されています。とはいえ、月経前にかけてアロプレグナノロンが上昇するにつれてPMDDの症状が出てくるという研究報告もあって、まだこれがPMDDの原因の決定打とはなっていません。

このように、PMDDの原因については現在も研究が進められている段階です。

月経前不快気分障害の診断と治療ならひだまりこころクリニック栄院まで

月経前不快気分障害・PMDDは他の病気と併存する危険性がある

PMDDだからか、PMDDの人には内気で神経質な性格な人が多いからかははっきりしませんが、PMDDの患者さんはうつ病を併発しやすいと言われています。また、PMDDはマタニティ・ブルーや産褥期うつ病と関連すると報告する研究も多いです。そのため、「もしかしたら私はPMDDかも…」と感じる人は早めに心療内科クリニックを受診することで出産・育児においてうつ病を発症するリスクを低くすることができるでしょう。

月経前不快気分障害にはきちんとした治療が必要

PMDDの治療は、SSRIという抗うつ薬を使った薬物療法が行われることが多いです。それというのも、PMDDの著しく落ち込んだ気分や不安な気分、情緒不安定などの改善に効果を発揮するためです。

薬物療法以外だと、昔から行われているホルモン療法も使われることが多いです。また、漢方薬や認知行動療法、カルシウム製剤などによる治療を行うクリニックもあります。

とはいえ、薬物療法やホルモン療法といった専門的治療も大切ですが、食事など生活習慣の見直しも治療を行ううえでは大切です。女性だとどうしても体重を気にしてダイエットをする人が多いですが、炭水化物やタンパク質をバランスよくしっかり摂取する必要があります。また、砂糖や塩などの調味料やカフェインなどの摂取は控えたほうが望ましいです。

まとめ

ほとんどの女性が月経前にはイライラしたり、涙もろくなるなどの心身の不調を感じると思います。しかし、そのなかにはきちんとした治療を受ける必要のあるPMDDの人もいます。PMDDは放置しておくと、マタニティ・ブルーや産褥期うつ病など人生を送る要所要所でうつ病を発生させる危険性のある恐ろしいものです。「もしかしたら自分もかも…」と心当たりのある方は、心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関を受診して相談してみませんか。

文献
大坪天平 (2018).  精神科からみたPMS/PMDDの病態と治療 女性心身医学 22, 258-265.

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野村紀夫 監修
医療法人 山陽会 ひだまりこころクリニック 理事長 / 名古屋大学医学部卒業
保有資格 / 精神保健指定医、日本精神神経学会 専門医、日本精神神経学会 指導医、認知症サポート医など
所属学会 / 日本精神神経学会、日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本認知症学会など