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更年期うつ病について
2022.03.292022.07.02
うつ病
更年期うつ病とは
更年期うつ病とは、更年期症状に加えて、うつ病や抑うつ状態やうつ状態を呈してしまっている状態です。
特に、女性ホルモンの変化に伴い、身体面の症状だけではなく、心の症状も呈してしまうことが多いため、症状は多岐にわたる点が注意です。
ここでは更年期うつ病の特徴について解説を行っております。
更年期症状について
更年期症状では身体面の症状や自律神経の症状が出てしまう
ほてりやのぼせ・冷え、ふらつきや倦怠感、疲労感などの身体面の症状が更年期症状では出現してしまいます。特に、自律神経面の症状が出てしまうことが多いため、このような体温調整の変化や疲れやすさだけではなく、耳鳴りや頭痛・肩こり・胃腸などの症状も出てしまいます。
また、症状が複数に渡るだけではなく、1日の中でも症状の変化が大きいこともありますので、注意が必要です。
心の症状が出てしまうことも
心理面の不安定さが出現してしまうこともあります。
抑うつ状態や不安状態、更にはイライラなどのメンタル面の不安定さだけではなく、集中力の低下や無気力、考えがまとまらないなどの症状となってしまうこともあります。その結果として、家事ができない、仕事ができないなどの生活への影響も出現してしまうことがあります。
更年期症状はホルモンの影響だけではなく、環境面の変化の影響も大きい
空の巣症候群とは
女性ホルモンの変化による影響だけではなく、周囲の環境面の変化も影響していると考えられています。
子供が就学や就職のために家を出ていくなど、子育てが一区切りつくことにより孤独感や寂しさが強くなりがちです。また、夫の仕事の見通しや、老後の生活について必然的に考えることも多く、不安や落ち込みが生じてしまいやすいです。
このような変化は空の巣症候群とも呼ばれますが、子育てや家庭内での生活面の大きな変化だけではなく、自分が初老を迎えるという変化に対しても落ち込むなどの理由が絡むなど実は大変複雑なのです。
時間の経過とともに、徐々に変化に順応したり、楽しめることや充実を見つけていくことも
時として空の巣症候群などの抑うつや不安な感情が、ゆっくりと時間の経過とともに、子供がいなくなり得られる時間や取り組める活動などが少しづつ増えるなど、時間とともに得られる変化や楽しみを見つけていくことがあります。
しかし抑うつ状態が強いと、楽しめない、何もする気になれないなどの影響も出てしまうことがあります
一方で、落ち込みが強いと、何もする気になれない、悲観的・自己否定的・罪悪感があるなどの変化が生じてしまい、楽しめなかったり、夫婦間を含めた対人関係や、社会生活にも影響を及ぼしてしまうことがあります。
このような状態の時には、うつ病も疑わしい状況だったり、医療機関での治療が必要な場合も多いので、我慢なさったりしすぎることは禁物です。
抑うつ症状などつらい症状が継続している場合には、心療内科・精神科・メンタルクリニックなどの医療機関までご相談くださいませ。
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