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不安神経症の症状とは?
2025.03.052025.03.05
不安神経症、不安障害・不安症
不安神経症とは
不安神経症(現在は「全般性不安障害」などとして診断されることが多いですが、以下の症状は典型的な不安神経症に関連するものです)の症状をいくつか挙げます。個人によって症状の現れ方には異なる場合があります。
1. 心理的な症状
- 過度な不安➡現実的な理由がない、あるいは些細なことに対して過剰に心配したり、不安を感じる。
- 予期不安➡未来の出来事に対して、不安が無意識に膨らみ、何か悪いことが起こるのではないかと強く感じる。
- 集中力の低下➡不安が強すぎて、物事に集中できない。
- 怖れや恐怖感➡突発的に、特に理由なく恐怖感を感じることがある。
- 過剰な心配➡日常生活のさまざまなことに過度に心配し続ける。
2. 身体的な症状
- 動悸(どうき)や胸の痛み➡心拍数が増加したり、胸に圧迫感を感じることがある。
- 息切れや過呼吸➡不安が強くなると、呼吸が浅く速くなり、息苦しさを感じる。
- 筋肉の緊張や痛み➡肩こりや首の痛み、腰痛などが強くなることがある。
- 頭痛➡ストレスや不安が続くことで、慢性的な頭痛に悩まされることがある。
- 消化不良や胃の不快感➡胃痛、腹部の膨満感、便秘や下痢など、消化器系の不調が見られることがある。
- 発汗や手足の震え➡過度な緊張により、手足が震えたり、異常に汗をかくことがある。
- 睡眠障害➡不安感が高まり、寝付けない、眠りが浅い、途中で目が覚めてしまうなどの睡眠の問題が発生する。
- 口の渇き➡過度な不安や緊張が原因で口が乾くことがある。
3. 行動面での症状
- 回避行動➡不安を感じる状況を避けるために、特定の場所や人、状況を避けるようになることがある。
- 過度な確認行動➡自分の行動が正しいか、物事が適切に進んでいるかを何度も確認する。
- 過剰な計画や準備➡予定や計画を過剰に立てたり、事前に詳細すぎる準備をしてしまうことがある。
4. 感情面での症状
- 苛立ちや焦燥感➡不安が高まると、些細なことでイライラしやすくなることがある。
- 無力感や絶望感➡不安が続くと、物事をコントロールできないという感覚が強くなり、無力感を感じることがある。
- 孤独感➡他者との交流や関係が苦しく感じ、孤立した気持ちになることがある。
5. その他
- 過敏な反応➡音や光、環境の変化に対して過敏に反応してしまうことがある。
- 過度の自己批判➡自分を責めたり、自分に厳しすぎる態度をとることがある。
不安神経症(全般性不安障害)は、これらの症状が日常生活に支障をきたすほど強く現れ、持続的に続くことが特徴です。もし自分自身や周りの人がこれらの症状を感じている場合、専門的な相談を受けることが重要です。
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